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上海の幼稚園
■幼稚園の選択

日系、ローカル系、英語系それぞれに特色をもつ。

まず日系に関しては保育内容は日本の幼稚園とほぼ同じと考えてよい。

ローカル系についてはどちらかというと勉強重視であり、特に外国人を積極的に受けいれている幼稚園は現地でも裕福な子供が通うということもあり教育レベルが高いところが多い。また両親共働きを前提としているので、親が参加しなければならない行事や役員の負担などはほとんどない。

英語系の幼稚園に関しては、自由な校風を重視するアメリカ系、厳格な伝統的教育方法を守るイギリス系、学力重視のシンガポール系とそれぞれカラーが異なる。

■授業料の相場

授業料は、英語系の幼稚園はどこも高く、ローカル系は安く、日系は中間というのが従来の相場だったが、最近では「バイリンガル」をうたったローカル系幼稚園などはローカルの裕福な子弟が通うため年々授業料も上がっており、さらに外国人料金が設けられているところも多い。下は月50ドル前後からだが、上は月600ドル前後と幅が大きくなっている。そのうえ「寄付金」といったものを求められることもあるので、費用は日系幼稚園とほぼ同額かそれ以上というところも少なくない。

日系の幼稚園にしても授業料は月6~10万円と日本での負担の2倍以上かかる。

■言葉について

ローカル系の幼稚園に通わせた場合、中国語の授業でも子供は順応性が高く、最初は戸惑ってもすぐに慣れ友達もできるようだ。親が子供の状況を把握しておくためには先生とのコミュニケーションが必要だが、親が中国語を解さなくても、英語または日本語を話せる先生に間にはいってもらったり、通訳を頼んだりすればよいだろう。

他方で英語系の幼稚園の場合、親が英語を話せない場合はお勧めできない。親が英語を理解することが前提となっており、先生との連絡のみならず、親同士のコミュニケーションで疎外感を感じることも多い。

■中国語のみのローカル系幼稚園について

ローカル系の幼稚園は多種多様なので、地元の評判もきき、実際に赴いて雰囲気を確かめたほうがよい。その際、以下のポイントを確認すること。

○スクールバスの有無。その車の様子(ぼろぼろの車に子供を詰め込む幼稚園もある)
○給食の内容、給食室の衛生状態
○おやつの有無、お菓子などをあたえすぎないか。
○昼寝の有無、布団の衛生状態
○トイレの様子
○先生と生徒の数の割合
○園内の施設に危険はないか

外国人受入の経験がない幼稚園では、入園後に学費を値上げしてくるところもあるので、事前によく話し合っておくことが必要。

なお、ローカル系の幼稚園には、音楽専門やその他芸術(絵画など)専門の幼稚園もある。
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